もらったズッキーニ、どう使う?冷蔵庫を撮ってChatGPTに聞いてみた|60代ひとり暮らしの夏野菜レシピ

暮らしに使うAI

先日、ご近所からズッキーニをいただきました。立派な、つやつやのズッキーニです。

うれしいのですが、正直なところ、少し困りました。ズッキーニって、いつも食べるわけではないので、どう料理したらいいのか、すぐには思いつかなかったんです。冷蔵庫には、ほかにもピーマンやきゅうり、ミニトマト、いただきもののアスパラ。夏の野菜がいろいろあるのに、頭の中で献立がまとまらない。

そんなとき、私はChatGPTに相談してみました。しかも、文字を打つのではなく、冷蔵庫の野菜をお皿に並べて、写真を撮って見せるだけ。これが、思った以上に気楽で、ちゃんと役に立ったんです。

この記事では、そのときのやりとりを、うまくいったところも、AIがちょっと間違えたところも、ぜんぶ正直にご紹介します。

※この記事は、2026年6月時点のChatGPTアプリの画面でご説明しています。


文字を打たなくていい|野菜を「見せる」だけ

ChatGPTというと、文字で質問するイメージがあるかもしれません。私も最初はそう思っていました。

でも、いまのChatGPTは、写真を見せて質問できます。これが、私のような世代にはとてもありがたい。長い文章を打たなくていいんです。

やったことは、これだけ

野菜をバットにざっと並べて、スマホで写真を撮りました。そして、その写真をChatGPTに送って、ひとことだけ添えました。

「これを使って作れるレシピを提案してください。」

それだけです。

すると、ChatGPTは写真を見て、「玉ねぎ、ピーマン、ズッキーニ、きゅうり、ミニトマト、大葉……ですね」と、野菜を読み取ってくれました。そして、それを使ったレシピをいくつも提案してくれたんです。

たとえば、こんな提案がありました。

まだアプリを入れていない方は、先にこちらの記事からどうぞ。

スマホだけでChatGPTを始める方法

写真を撮るときのちょっとしたコツ

特別なことは要りません。ただ、野菜が重なって隠れていると読み取りにくいので、少し離して、上から撮ると、AIが見つけやすくなります。私はお皿やバットに広げて撮りました。

AIは、ときどき間違えます。でも、直せます

ここが、今日いちばんお伝えしたいところです。

提案されたレシピを読んでいて、私はあれ?と思いました。「セロリ」と書いてあるのです。でも、私が入れたのはセロリではなく、いただきもののアスパラ。

そこで、こう返しました。

「セロリではなくアスパラです。」

すると、ChatGPTは——

「あっ、本当ですね。よく見たらセロリではなくてアスパラガスでした!」

と、あっさり認めて、アスパラを使ったレシピに直してくれました。おまけに「レパートリーがさらに増えます」と、ひとこと添えて。

私はこのとき、なんだか少しほっとしたんです。

AIというと、賢くて、完璧で、間違えたら怖い——そんなふうに身構えていました。でも、野菜の名前を見間違えるくらい、案外抜けている。そして、こちらが「違うよ」と教えれば、素直に「ごめんなさい」して直してくれる。

完璧な機械に教わるのではなく、ちょっと抜けたところもある相手と、一緒に考える。そう思えたら、ぐっと気がラクになりました。間違えても、直せばいい。これは、覚えておいて損のないことだと思います。

そのまま使える、写真に添えるひとこと

写真と一緒に送る言葉は、短くて大丈夫です。私のように「これを使ってレシピを」だけでも通じます。

もう少し自分の事情を伝えたいときは、こんなふうに添えると、より現実的な答えになります。○○のところは、ご自分に合わせて変えてください。

「この野菜で作れる、一人分のおかずを3つ提案してください。むずかしい料理は苦手なので、簡単なものでお願いします。」

「この野菜を使って、作りおきできるものを教えてください。あまり手のかからないものがうれしいです。」

ポイントは、「一人分」「簡単」「作りおき」といった自分の事情を、先に伝えてしまうこと。これを入れないと、4人家族向けの立派な献立が返ってくることがあります。AIはこちらの暮らしを知らないだけなので、先に教えてあげると、ちょうどいい答えになります。

実際に作ってみました

提案の中から、私は2品を選びました。「夏野菜の大葉マリネ」と「夏野菜の焼きびたし」です。どちらも、火の使い方が少なくて、簡単そうだったので。

夏野菜の大葉マリネ

きゅうり、ミニトマト、ピーマン、大葉を刻んで、調味料で和えるだけ。レシピでは「ポン酢」を使うとあったのですが、あいにく普通のポン酢を切らしていました。なので、冷蔵庫にあったノンオイルドレッシングで代用してみたんです。

これが、それはそれで、ちゃんとおいしい。むしろノンオイルのおかげか、野菜の食感がよくて、さっぱりと食べられました。レシピのとおりでなくても、案外なんとかなるものですね。

夏野菜の焼きびたし

いただきもののズッキーニと、アスパラは、こちらに。フライパンで焼き色をつけて、めんつゆに浸すだけです。

悩んでいたズッキーニが、焼くととろっとして、本当においしくなりました。あんなに使い道に困っていたのが、うそみたいです。

どれも比較的かんたんで、おいしくできました。「もらったはいいけど、どうしよう」と思っていた野菜たちが、その日のうちに、ちゃんと食卓に並んだんです。

気をつけたいこと

便利な一方で、知っておいてほしいことが3つあります。

レシピは「絶対」ではありません

さきほどのポン酢のように、材料が足りなくても、家にあるもので代えて大丈夫です。AIのレシピは、あくまで「たたき台」。最後は、ご自分の好みでアレンジしてかまいません。

持病やアレルギーの食事制限は、お医者さんの指示が優先です

腎臓や血圧などで食事の指導を受けている方は、ChatGPTの提案よりも、お医者さんや栄養士さんの指示をかならず優先してください。AIの答えは、あなたの体の状態を知ったうえでのものではありません。

個人情報は入れません

献立の相談に、名前や住所は必要ありません。野菜の写真だけで十分です。「AIに何を入れて、何を入れないか」は、こちらの記事にまとめています。

ChatGPTに入れてはいけない個人情報とは?

おわりに|「どうしよう」が、その日のうちに片づく

もらった野菜の使い道に悩む。冷蔵庫を開けて、また閉める。そんな小さな「どうしよう」が、写真を一枚撮るだけで、その日のうちに片づきました。

AIは完璧ではありません。今回も、アスパラをセロリと間違えました。でも、こちらが教えれば直るし、レシピが気に入らなければ、何度でも聞き直せます。気の置けない相談相手が、ポケットの中にいる。そんな感じです。

冷蔵庫に、使いかけの野菜はありませんか。よかったら今日、写真を撮って見せてみてください。

ChatGPTを安心して使うための基本設定

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